2022.07.01
大半のペットショップは法に基づき経営されていると思いますが…
兵庫県に有るコツメカワウソを扱っていたペットショップでは「うちは韓国やインドネシアから輸入しているしCITES等の書類も出ます」とのことでした。
経産省で調査してもらうと、韓国からの輸入実績は無く、またインドネシアでは、当時から今も政府に許可を得ている施設は私たちが建てた施設の1軒しかないので、うち以外で書類が出せるはずもなく、私見にはなりますが、書類を偽造しているとしか考えられません。
(事実、警察へ通報後、このペットショップはインターネット上からはいなくなりました)
また、カワウソカフェも増えましたが「国内ブリードです。ブリーダーの名前は言えません」というところがほとんどです。
正規の国内ブリード施設が本当に有るのであれば、当時日本でコツメカワウソの繁殖に成功していることはすごいことでしたし、絶滅の危機を防ぎたい素人の私にとっては、繁殖方法やコツメカワウソについて色々と教わりたいと思っていたのですが、どんなに探しても実在のブリーダーに出会うことはおろか、教えてもらうこともできませんでした。
他にも、
沖縄県のカワウソカフェは「社長が仲良くしている動物園からもらったそうです」とスタッフの方が、
関西にあるカワウソカフェの社長は「実はうちは密輸のカワウソを買った」と話してくれました。
どちらも実際に伺って聞いた話です。
こうして、調べれば調べるほど動物業界の闇に触れることとなりました。
動物業界についてはまた詳しく書きます。
次回は「カワウソの登録票」について書こうと思います。